ドル円下落、米大幅利下げ観測の再燃で=東京為替前場概況
東京午前のドル円は140.80円付近まで下落し、今週水曜日の安値の140.71円に迫った。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)における0.50%の利下げ観測が再浮上していることが重し。米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)のニック・ティミラオス氏の記事が手がかり。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長らは0.25%か、0.50%の利下げか検討しており、難しい判断を迫られている
と指摘されている。
ドル円の下げに圧迫され、クロス円は軟調。ドル売りだけでなく、円買いも入っている。来週のFOMCにおける米大幅利下げは、危惧されている米利下げ開始の遅れや、米景気悪化を認める格好となるリスクがある。ユーロ円は156.14円付近、ポンド円は185.12円付近、豪ドル円は94.68円付近まで軟化。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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