ドル円、142円台半ばまで下げ幅拡大 中国経済、原油安で不透明感=NY為替
ドル円はその後、142円台半ばまで下げ幅を広げている。原油相場が急落しており、WTIが一時65ドル台まで下落する中、それを受けて米国債利回りが下げドル円を圧迫している模様。この日の中国の貿易統計で輸入が予想を大きく下回っており、原油需要の先行きへの不透明感を高めているようだ。
米株式市場はIT・ハイテク株は堅調に推移しているものの、今年に入って堅調に推移していた大手銀株が売りに押されているほか、エネルギー、産業も下落しており、世界経済への不透明感に繋がっている模様。為替市場はドル高・円高の動きが見られる中、ドル円は値を落としている。
USD/JPY 142.59 EUR/JPY 157.21
GBP/JPY 186.24 AUD/JPY 94.87
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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