ドル円は再び145円割れを試す動き このあとFOMC議事録=NY為替
NY時間の午後に入ってドル円は再び下げ幅を拡大し、145円台前半まで下落している。東京時間に一時145円を割り込んでいたが、再びその動きが出ている。下値ではファンド勢の買いも観測されていたが、一旦買値を下げているとの指摘も聞かれた。
市場は9月FOMCでの利下げ期待を確実視しているが、さらにFRBのスタンスを確認したい意向も強い。その意味では23日金曜日のジャクソンホールでのパウエルFRB議長の講演を注目している。
このあと日本時間午前3時に前回分のFOMC議事録が発表される。この時のFOMCは政策は据え置かれたものの、パウエル議長が会見で9月利下げの可能性に言及していた。議長は「利下げ時期は近づいている。9月が選択肢になる可能性はある」と述べていた。
市場では9月FOMCでの0.25%ポイントの利下げを確実視しているが、その見方を追認する内容になるとも見られている。
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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