円買い優勢、ドル円156.60円台 今度は茂木幹事長の発言に反応か 長期金利12日以来の高水準
円買い優勢、ドル円156.60円台 今度は茂木幹事長の発言に反応か 長期金利12日以来の高水準
円買い優勢、ドル円は157円台を割り込み一時156.60円まで下落した。日本10年債利回りは1.04%台に上昇、今月12日以来の高水準。先日の河野デジタル相の日銀発言(のちに河野氏は否定)に続き、茂木幹事長も日銀の金融政策について言及したことを受け、7月追加利上げ観測がやや高まっている。
茂木幹事長は、過度な円安は日本経済にとってマイナスだとして、段階的な利上げの検討も含めて金融政策を正常化する方針をもっと明確に打ち出す必要があると述べた。日経が報じた。
だた、きのうの米株反発を好感して日経平均やアジア株が反発して始まっていることを受け、リスク選好ムードが広がっておりドル円の下げは限定的。
欧米時間に茂木氏の発言が再び材料視される可能性も。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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