パウエル証言にドル高の反応=NY為替速報
日本時間23時にパウエルFRB議長の議会証言が始まっており、為替市場はドル高の反応が見られている。ドル円は161.30円付近まで一時上昇。
議長は「もっと良いデータがあればインフレへの信頼高まる」と述べ、更にデータを確認したい姿勢を強調。「緩和が早過ぎたり、多過ぎたりすると、インフレの進展に悪影響を及ぼす可能性がある」とも述べた。
市場の一部からはハト派に傾斜するのではとの期待もあったが、その雰囲気まではなく、タカ派姿勢も堅持している印象もある。
*パウエル議長
・直面するリスクはインフレだけではない。
・労働市場は力強いが過熱はしていない。
・もっと良いデータがあればインフレへの信頼高まる。
・緩和が早過ぎたり、多過ぎたりすると、インフレの進展に悪影響を及ぼす可能性。
・最近のインフレデータは2%への緩やかな進展を示している。
・緩和は少な過ぎ、遅過ぎれば経済を不当に弱める可能性。
・制限的な金利は需要と供給のバランスに役立っている。
・24年上半期のGDPは緩やかになったようだ。
USD/JPY 161.20 EUR/USD 1.0816 GBP/USD 1.2804
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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