米利下げに前向きな見方が相次ぐも慎重な見方も=NY為替
NY時間の終盤に入ってドル円は160.80円付近まで買い戻されている。この日の5月のPCEデフレータを受けてドル売りが強まり、ドル円も一時160円台前半まで下落したものの、160円を割ることなく買い戻されている。
本日発表された5月のPCEデフレータを受けて、市場では利下げに前向きな見方が相次いでいる。短期金融市場では現在、年内2回の利下げを高確率で見込んでいるが、9月に利下げ開始との見方も以前よりも強まっている。60%まで確率は上昇。
ただ、一部からは「FRBが利下げに踏み切るには、住宅インフレと労働市場が弱まる必要で、インフレは今後ゆっくりとしか冷え込まない。PCEデフレータは年末にかけて不利なベース効果に直面するからだ」とのコメントも出ている。
2%のインフレ目標が来年までに達成されるとは見ていないが、FRBの利下げはもっと早く始まる可能性がある。FRBは2%目標達成を待つつもりはないが、インフレが正しい方向に向かうのを恐らく3カ月は確認する必要があるとも語った。
USD/JPY 160.83 EUR/JPY 172.23
GBP/JPY 203.22 AUD/JPY 107.21
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
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執筆者 : MINKABU PRESS
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