ドル円は午前中に下げた後、もみ合い=東京為替概況
ドル円は午前中に下げた後、もみ合い=東京為替概況
昨日の市場で159円90銭台まで上昇後、少し落とした159円60銭台から158円80銭台まで一気に売りが出る場面が見られたドル円。すぐに159円台後半に戻すなど、底堅さが意識されたが、節目の160円を前にした警戒感や、仲値に向けた本邦輸出企業からではと噂された仲値がらみのドル売り円買いに159円19銭を付けた。その後159円50銭前後を付けるなど、ドル売り一服となったが、戻りも鈍く、午後は159円30銭-50銭を中心とする展開。
ユーロドルは1.07台前半でもみ合い。朝からのレンジは13ポイント。ユーロ円は午前中のドル円の下げを受けて、一時売りが出た。朝は171円30銭台を中心とした推移。円買いが一気に強まると170円89銭まで下落。午前の戻りは171円20銭前後までとなったが、午後に入って171円30銭手前まで買戻しが出ている。
豪ドルなども目立った動きなく、対ドルで0.6650-0.6668レンジ。株高が進むも、リスク選好の動きが盛り上がらず。
昨日当局のドル売りと噂される動きで7.2620元近くから7.2570元台を付けたドル人民元は、今朝の中国市場オープンからドル高となり、昨日高値を超える7.2629を付けた。しかしその後はドル高警戒などから7.2580元台を付けている。
MINKABUPRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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