【海外市場の注目ポイント】６月の独ＰＭＩ速報値など

　日本時間午後４時半に６月の独購買担当者景気指数（ＰＭＩ）速報値、同午後５時に６月のユーロ圏ＰＭＩ速報値が発表される。６月の独ＰＭＩ速報値は、製造業の大方の予想が４６．４、サービス業の大方の予想が５４．４となっており、製造業、サービス業とも、それぞれ前月の４５．４、５４．２から上昇するとみられ、６月のユーロ圏ＰＭＩ速報値は、製造業の大方の予想が４７．９、サービス業の大方の予想が５３．４となっており、製造業、サービス業とも、それぞれ前月の４７．３、５３．２から上昇すると見込まれている。１８日に６月の独ＺＥＷ景況感指数が発表されており、予想を下回っていた。６月の独ＰＭＩ速報値や６月のユーロ圏ＰＭＩ速報値も同様の結果になるようであれば、ユーロ圏の景気先行き懸念からユーロが売られる可能性がある。
　
　また、日本時間午後５時半には６月の英ＰＭＩ速報値も発表される。製造業の大方の予想が５１．１、サービス業の大方の予想が５３．０となっており、製造業が前月の５１．２から低下する一方、サービス業が前月の５２．９から上昇するとみられている。
　
　さらに、日本時間午後１０時４５分には６月の米ＰＭＩ速報値、同午後１１時には５月の米中古住宅販売件数も発表される。６月の米ＰＭＩ速報値は、製造業の大方の予想が５１．０、サービス業の大方の予想も５４．０となっており、製造業、サービス業とも、それぞれ前月の５１．３、５４．８から低下すると見込まれ、５月の米中古住宅販売件数は、大方の予想が年換算４１０万戸となっており、前月の同４１４万を下回り、３カ月続けて減少するとみられている。
　
MINKABU PRESS