ドル円、午前に買いが入るも、その後ドル売り円買いやや優勢、米雇用統計にらみ=東京為替概況
ドル円、午前に買いが入るも、その後ドル売り円買いやや優勢、米雇用統計にらみ=東京為替概況
ドル円は財務省による国債買い入れの通告において、一部で期待された買入れ減額が行われず、前回額を踏襲したことで一時円売りとなった。ドル円は朝の155円50銭から155円94銭上昇。その後はやや円買いが優勢となり、午後に入って朝の水準を割り込む動きを見せた。米雇用統計がやや弱めに出るとの思惑が、ドル安と、リスク警戒からの円高につながっている。
昨日のドル安の中で一時1.09台を付けたユーロドルは、米雇用統計を前に1.09台での買いに慎重姿勢が見られ1.0890前後での推移。朝から11ポイントレンジとなった。
ユーロ円は午前中の円安局面で169円83銭まで上昇も、その後はドル円同様に円買いが優勢。169円29銭まで下げている。
豪ドル円が午前の103円97銭から103円68銭、ポンド円が199円38銭から198円74銭と、クロス円は軒並みの円買いとなっている。
MINKABUPRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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