豪ドル円再び101円台に乗せる、ドル円は155円台でしっかり 日銀会合せいぜいタカ派姿勢示すだけ
豪ドル円再び101円台に乗せる、ドル円は155円台でしっかり 日銀会合せいぜいタカ派姿勢示すだけ
やや円安、豪ドル円は再び101円大台に乗せている。豪州第1四半期の消費者物価指数が予想を上回ったことを受け、年内の豪利下げ観測が消滅。豪中銀の次の手は利下げとの見方が強いものの、5月会合で追加利上げの議論を再開する可能性がある。来週は3月の小売売上高が発表される。前回から伸びがやや鈍化する予想となっているが、予想外に伸びが加速するようであれば、利下げがさらに遠のく可能性。
ドル円は155.35円付近まで上昇、155円台にしっかり乗せている。あすの日銀会合への警戒感は高まっているものの、せいぜい植田総裁がタカ派姿勢を示す程度で金利は据え置くことが見込まれている。追加利上げ観測浮上しても時期は7月以降。それもせいぜい0.25%程度への利上げだ。
日銀会合結果受け仮に円高方向に行っても夜には米PCE価格指数が控えているため、ドル円の動きは限定的にとどまる可能性。介入あるとしたらあすの夜中との予想も。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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