米CPI待ちのマーケット、NZドル買いにNクローネ売り=ロンドン為替
米CPI待ちのマーケット、NZドル買いにNクローネ売り=ロンドン為替
米CPI待ちのマーケットとなるなかで、東京時間にはNZドル買い、ロンドン序盤にはノルウェークローネ売りの動きが目立った。 きょうのNZ中銀金融政策会合では予想通り政策金利が据え置かれた。声明で従来通り、当面の引き締め姿勢が維持されたことで、NZドル買いの反応がみられた。
一方、今日発表された3月のノルウェー消費者物価指数は、前月比+0.2%(予想+0.5%、、前回+0.2%)、前年比+3.9%(予想+4.2%、前回+4.5%)といずれも予想を下回る伸びにとどまった。これを受けてクローネ売りの反応がみられた。
その他には、南アランドも軟調。最新の世論調査で与党アフリカ国民会議(ANC)の支持率が低下したことに反応。ズマ前大統領が支持する政党が国内第3政党になる可能性があるという。政治の不安定化が警戒されているようだ。ただ、いずれも単発の反応にとどまっており、相場全体への影響は限定的。
NZD/USD 0.6076 USD/NOK 10.6634 USD/ZAR 18.518
執筆者 : MINKABU PRESS
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