ドル円、151円台半ばで膠着 市場の雰囲気に変化なし=NY為替
NY勢が入って来てドル円はやや買いも見られているが、全体的には151円台半ばでの膠着した展開が続いている。欧州勢がイースターマンデーで休みの中、為替市場は模様眺めの展開が続いている。連休中に2月のPCEデフレータやパウエルFRB議長のスピーチなどが伝わっていたが、市場の雰囲気に変化はない。6月のFRBの利下げ期待を60%程度の確率で残しているものの、以前よりは利下げ期待を後退させてい状況。
PCEデフレータは一部サービス分野のインフレが小幅な伸びに留まったことから、FRBを安心させる内容ではあったものの、賃金は力強い伸びを示し、個人消費も底堅さを示していた。一方、パウエル議長は先週末にサンフランシスコ連銀での討論会で、データに依存する路線を堅持する一方、利下げサイクルを急がない姿勢を強調していた。
USD/JPY 151.46 EUR/USD 1.0782 GBP/USD 1.2609
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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