広告を非表示にする
ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

米FOMCを控えてドル円は151円台後半に上昇 英CPIで振幅したポンドもドル買いに押される=ロンドン為替概況

今日の為替 

米FOMCを控えてドル円は151円台後半に上昇 英CPIで振幅したポンドもドル買いに押される=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、米FOMCを控えてドル買いが優勢。ドル円はアジア市場から買いが継続しており、150円台後半から151円台に乗せている。ロンドン時間には151.77近辺まで一段高。昨年11月以来の高値水準となっている。米FOMC次第では152円台乗せを視野に入れる動き。ロンドン朝方は英消費者物価指数をめぐってポンドが神経質に振幅した。前年比、コア前年比などの伸びが予想以上に鈍化したことで一時ポンド売り反応も、サービス物価の伸びが予想を上回ったことですぐに値を戻した。その後は全般的なドル高の動きに押されて1.27台前半から1.26台後半へ下落している。ユーロドルも1.08台後半から前半へと軟化している。ラガルドECB総裁は6月には多くの情報が得られるとして、このままディスインフレが続けば利下げを開始することを示唆した。ただ、初回利下げ後の金利パスについてコミットせずとした。クロス円はアジア時間に買われたあと、ロンドン時間には調整売りが入っている。ユーロ円は164円台後半まで買われたあとは164円台前半に反落。ポンド円も192円台後半を高値に一時192円台前半に下げた。ただ、ドル円の堅調な動きもあって調整は一服している。米FOMCの結果待ちとなっている。

 ドル円は151円台後半での取引。アジア早朝につけた150.77近辺を安値に、買われ続けている。アジア時間には円安の面も強かったが、ロンドン時間に入ると総じてドル買い圧力を受けている。高値を151.77近辺まで伸ばしており、昨年11月以来のドル高・円安水準となっている。米FOMC次第では152円の大台をうかがう可能性も。その場合、財務省・日銀の円買い介入のリスクも高まりそうだ。

 ユーロドルは1.08台前半での取引。アジア時間は1.08台後半の前日終値付近で揉み合った。ロンドン時間に入るとドル買い圧力とともに下押しされている。一時1.0836近辺まで安値を広げた。ユーロ円はアジア早朝の163.79近辺を安値に、ドル円とともに上昇。ロンドン朝方には164.74近辺に高値を伸ばした。その後は調整売りが入り、164円台前半に押し戻されている。対ポンドでは一時ユーロ高も、次第に上値が重くなっている。

 ポンドドルは1.27付近での取引。ロンドン朝方の英消費者物価指数発表をめぐって1.27付近から1.2730付近で神経質に振幅した。その後はドル高圧力とともに下押しされ、安値を1.2687近辺に広げている。ポンド円はアジア早朝の191.82近辺を安値に買われロンドン朝方には192.85近辺まで上昇。その後は買い一服となり、一時192円台前半に反落した。ユーロポンドは英CPIの下振れに反応して一時0.8560付近まで買われたが、その後は売り戻されて安値を0.8535付近に広げている。CPIについては全般に低下傾向を示したが、サービス関連の数字が予想を上回っていた。

minkabu PRESS編集部 松木秀明 

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

関連タグ

為替ニュース/コラム

一覧を見る

注目ニュース

新着ニュース

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます

主要通貨レート

直近24時間の重要経済指標

ad hide img

みんかぶプレミアム会員なら
広告非表示で利用できます

※サイトからのお知らせは除きます