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アジア株 豪州株はプラス転換、豪中銀タカ派姿勢後退 香港株は大幅反落、FOMC前にポジション調整の売り

株式 

アジア株 豪州株はプラス転換、豪中銀タカ派姿勢後退 香港株は大幅反落、FOMC前にポジション調整の売り

東京時間14:01現在
香港ハンセン指数   16544.64(-192.48 -1.15%)
中国上海総合指数  3073.03(-11.90 -0.39%)
台湾加権指数     19912.80(+32.95 +0.17%)
韓国総合株価指数  2657.52(-28.32 -1.05%)
豪ASX200指数    7707.30(+31.46 +0.41%)
インドSENSEX30種  72190.25(-558.17 -0.77%)

アジア株はまちまち、あすの米FOMCを前に警戒感が高まっている。

香港株は大幅反落。
米利下げ開始時期が後ずれするとの見方が広がっており、あすのFOMCでの声明が警戒されている。香港は米ドルとのペッグ制を採用していることから金融政策を米国に連動させている。そのため米利下げ開始が遅れれば香港の基準金利引き下げも遅くなる。ハイテク、不動産、エネルギー関連など幅広い銘柄が下落している。電気自動車(EV)メーカーの理想汽車は9.8%安、約4週間ぶり安値をつけている、同社初の純粋なEV「MEGA」モデルの受注がわずか4000台と期待外れだった。

上海株は下落も下値は限定的。
ファンダメンタルズは改善していないが、株価は底打ちしたとの見方が広がっている。今年も大規模な景気支援策はないものの、何かしらの支援策は打ち出されることが期待される。また、株価が下落し始めれば当局が株取引の制限・監視を強化するだろう。あすは事実上の政策金利であるローンプライムレートが公表される。金利を引き下げたところで中国経済には焼け石に水だが、一部で引き下げが予想されていることから据え置いた場合は失望売りが広がる可能性も。

豪州株はプラスに転じている。
豪中銀は政策金利を3会合連続で据え置いたが、さらなる利上げの可能性については言及しなかったため、タカ派姿勢が後退したとの見方が広がった。

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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