【本日の見通し】ドル高円安基調継続か
【本日の見通し】ドル高円安基調継続か
ドル円は堅調地合いを維持。今朝8時50分に発表される日銀金融政策会合主な意見で、日銀の緩和姿勢が強調されると、ドル高円安が強まる可能性もある。
ドル円は156円台トライを意識する展開か。ただ、ここから上は介入警戒感が強まってくる。やや不安定な動きが見込まれる。155円00銭から20銭が目先のサポート。同水準前後では買いが出る流れか。
ユーロドルは1.07台での推移が続く。次の方向性探し。今日の英中銀金融政策会合を受けてポンドが動くようだと、ユーロドルにも動きが出る可能性。
ユーロ円含めクロス円はドル円の堅調さもあり、下値しっかり感が続きそう。
本日金融政策会合(MPC) を控えるポンドは、1.2500前後での推移。政策金利は据え置き見通しでほぼ一致。次回6月の会合での利下げ開始があるかどうか、市場の見方が分かれている状況だけに、声明や今回発表される四半期報告、ベイリー英中銀総裁の会見などがかなり注目されている。利下げへの姿勢が見られるようだとポンド売りが強まる可能性がある。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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