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【本日の見通し】米雇用統計にらみつつ、ドル安継続へ

為替 

【本日の見通し】米雇用統計にらみつつ、ドル安継続へ
  
 ドル高に対する調整が一気に入る展開となった。海外市場では一時147円59銭まで下落。その後148円30銭前後まで戻したものの、戻りは鈍く、148円00銭台で東京朝を迎えた。議長上院議会証言前に下値を試し、いったん戻したが、議長の遠くない時点で利下げ開始との発言もあり、戻りが抑えられた格好。
  
 日銀によるマイナス金利解除が3月にも実施との見通しが広がり円買いが入っていること、ECB理事会後の会見でラガルド総裁が景気抑制的な政策が当面続く、今回の会合で利下げは議論しなかったとの発言がユーロ買いにつながったことなどが、ドル全面安に寄与する格好となっている。
  
 こうした中、今晩は米雇用統計が発表される。前回、前々回と30万人を大きく超える伸びとなったが、今回は20万人増前後に落ち着くと見られており、雇用の強さ一服感が出ることもドル売りにつながりそう。前回の発表で10月、11月、12月分と上方修正され、1月がさらに驚きの強さとなった反動を考えると、予想に届かない可能性も十分にあり、その場合、ドル売りに拍車がかかる可能性がある。昨日安値を割り込み、147円台前半を付けると、もう一段のドル売りがありそう。
  
 ユーロドルは、1.09台半ばで上値を抑えているものの、押し目が目立たず、上をトライする可能性が十分にある。1.09台後半から1.10にかけての売りを崩せるかが難しい判断となる。流れは上方向も少し神経質な動きとなりそう。
  
 ドル主導の展開が見込まれクロス円は不安定な動きが見込まれる。ユーロ円は160円50銭台を付けた後、ECB理事会後のユーロ買いもあり162円台まで上昇と上下動を見せた。この後も動きがやや捉えにくい展開が続きそう。
  
MINKABU PRESS 山岡和雅

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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