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【これからの見通し】高田委員のサプライズ発言の影響続くか、米国ではPCEデフレータ

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【これからの見通し】高田委員のサプライズ発言の影響続くか、米国ではPCEデフレータ

 きょうは高田日銀委員の発言が円買いの動きを巻き起こしている。「不確実性あるが2%目標の実現がようやく見通せる状況になってきた」「金融政策のギア、非常に強い金融緩和から一段下げてもいいのではないか」との発言に市場での早期マイナス金利解除観測が高まった。ドル円は150.60付近から149.70付近まで急落。その後の戻りは150円台前半までにとどまっている。

 海外勢は、これまでも日銀の金融政策正常化をテーマとした取引をしばしば仕掛けてきた経緯がある。この後のロンドン・NY市場でも一段の円買いがみられるのか、その持続性をチェックしたいところだ。

 きょうは月末で各国GDP発表が相次ぐが、市場では米FOMCが金融政策の重要な参考としているPCEデフレータに注目が集まりそうだ。市場コンセンサス予想は1月前年比+2.4%と前回12月+2.8%から伸びが鈍化する見込み。コア前年比は+2.8%と前回の+2.9%から小幅の鈍化にとどまる見込み。コンセンサス予想と結果との乖離に市場は敏感に反応することが想定される。

 米金融当局者発言にも注意しておきたい。きょうはボスティック・アトランタ連銀総裁が経済見通しおよび金融政策について講演を行う。グールズビー・シカゴ連銀総裁がイベント「異常な時期の金融政策」で講演を行う。メスター・クリーブランド連銀総裁が経済会議に出席するほかメディアにも登場する予定だ。

 まずは、欧州でのドイツ小売売上高(1月)、フランス実質GDP確報値(第4四半期)、ドイツ雇用統計(2月)、ドイツ消費者物価指数速報(2月)とユーロ相場の動きを確認したい。NY時間にはPCEデフレータとともに米個人所得・支出(1月)、米新規失業保険申請件数、シカゴPMI(2月)、米中古住宅販売成約指数(1月)、カナダ実質GDP(第4四半期)などが発表される。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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