ドル円堅調、クロス円もしっかり=東京為替概況
ドル円堅調、クロス円もしっかり=東京為替概況
ドル円は朝の150円10銭台からじりじりと買いが出る展開。日経平均がマイナス圏、アジア株も冴えず、米10年債利回りは小幅低下と、ドル買い材料は特に見られずとなったが、149円台での買い意欲が確認されたことで、連休明け米国勢によるドル買いを期待する動きや、3月の米FOMCでの利下げ期待のもう一段の後退などがドル買い円売り材料となった。午前のドル円の上昇に関しては、ゴトウビということで本邦実需筋による外貨買い円売りも材料となった。
クロス円は午前中少し売りが出る場面も続かず。ユーロ円は朝の161円90銭台から、162円手前の売りを意識した利益確定の売りに161円73銭を付けた。昼前からユーロ買いが入り、午後は161円98銭まで上値を伸ばしている。
ユーロドルは小動き。ドル円などでのドル買いもあり、1.0780ドル前後から昼前に1.0762ドルまで下落。午後は1.0760ドル台を中心とした推移となった。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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