日銀副総裁発言で円売り、中国CPIの落ち込みには反応薄=東京為替前場概況
東京午前のドル円は148.40円付近まで強含み。内田日銀副総裁が「継続的な利上げの道筋は想像しにくい」、「緩和的な金融環境を維持していく」と述べたことが円売りの手掛かりとなった。1月の中国消費者物価指数(CPI)が前年比-0.8%まで落ち込み、14年ぶりの低水準となったことは消費の弱さや景気悪化を示唆するが、あまり注目されていない。
クロス円も円安推移。ユーロ円は160円ちょうど付近、ポンド円は187.51円付近、豪ドル円は96.89円付近まで上昇。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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