ドル円軟調、米利下げ開始見通しに変化なし=東京為替前場概況
 東京午前のドル円は146.48円付近まで軟化した。米連邦公開市場委員会(FOMC)後のパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の発言にハト派色は乏しかったが、米インフレ率の鈍化を背景に遅かれ早かれ利下げが開始される公算であることがドル円を圧迫している。
 ドル円の下げに圧迫され、ユーロ円は158.46円付近、ポンド円は185.95円付近、豪ドル円は96.29円付近まで弱含み。ただ、明日の米雇用統計の発表を控えて動意は限られている。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。