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様子見ムード広がる、ECB理事会や米GDP速報値を控えて=ロンドン為替概況

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様子見ムード広がる、ECB理事会や米GDP速報値を控えて=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、様子見ムードが広がっている。この後発表されるECB理事会の結果や、米GDP速報値、米耐久財受注などの結果を見極めたいとの姿勢となっている。東京時間から米債利回りが低下傾向を示していることで、為替相場はややドル安に傾いているが、各通貨ともレンジは限定的。ドル円は147円台後半での取引で、足元では147.50付近へとやや上値が重くなっている。ユーロドルは1.08台後半での取引となるなかで、一時1.0900近辺まで上値を伸ばした。独Ifo景況感指数は予想外に低下したが反応薄だった。ポンドドルは1.27台前半でじり高となっている。英CBIの小売関連指標は落ち込んだが、ポンド売り反応は限定的だった。米10年債利回りは東京朝方の4.19%付近からロンドン朝方には4.14%台まで低下、その後は下げ一服となっている。ドル指数はじり安、欧州株は小安く推移。原油先物は中東地域の緊張や米在庫減、中国景気支援策期待などで堅調な動き。ECB理事会では政策金利据え置きがコンセンサスだが、ラガルド総裁会見での利下げ開始関連の発言が注目されている。米GDP速報値は前期比年率2%程度に伸びが鈍化する予想となっている。

 ドル円は147円台後半での取引。東京朝方の147.42近辺を安値に、その後は底堅く推移している。ロンドン朝方には147.88近辺まで買われた。しかし、その後は上値を抑えられており、再び147.50付近まで下落と売買が交錯している。

 ユーロドルは1.08台後半での取引。東京午前に1.0870近辺まで軟化した後は、買いの流れに転じている。ロンドン序盤に1.0900近辺まで高値を伸ばした。ただ、レンジは30ポイント程度と限定的。ECB理事会待ちのムードが広がっている。ユーロ円は東京早朝の160.48近辺を安値にロンドン序盤には160.97近辺まで買われた。その後は160円台後半で上昇一服。対ポンドでは売買が交錯しており、方向性は希薄。予想外に悪化した独Ifo景況感指数には目立った反応はみられなかった。

 ポンドドルは1.27台前半での取引。1.27台前半での振幅相場で、東京午前の1.2704近辺を安値に、ロンドン序盤には1.2743近辺まで一時買われた。ポンド円は東京朝方の187.57近辺を安値に、ロンドン朝方には188.19近辺まで買われた。しかし、買いは続かず188円を挟んだ揉み合いとなっている。ユーロポンドは売買が交錯。ロンドン朝方の0.8548近辺を安値に、一時0.8564近辺まで買われたあとは、方向感なく推移している。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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