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ドル円は147円台前半での値動き ADP雇用統計への反応は一時的=NY為替序盤

為替 

 きょうの為替市場でドル円は方向感のない値動きが続いており、147円台前半の狭い範囲での上下動が続いている。朝方発表された11月のADP雇用統計を受けて、ドル売りの反応が見られ、ドル円も瞬間的に147円ちょうど付近まで下落する場面が見られた。ただ、それ以上の反応はなく、直ぐに戻している。

 雇用増加数は10.3万人と予想を下回ったほか、前回分も下方修正された。製造業の雇用が1万4000人減少した一方、サービス業は11万7000人の増加となった。賃金の伸びも鈍化傾向を示しており、労働市場の減速を示唆した格好。必ずしも方向は一致しないが、金曜日の米雇用統計への警戒感を高める内容ではあった。

 市場はFRBの利上げサイクル終了を確実視し、来年の早期利下げ期待を強めている。短期金融市場では来年5月の利下げ開始を完全に織り込んでいるほか、3月開始も相当程度の確率で織り込んでいる状況。来年末までにFRBは計1.25%の利下げを実施すると見ているようだ。

 市場の利下げ期待は行き過ぎとの懸念の声も多い中で、金曜日の米雇用統計を市場は待っている。米金融政策の見通しや米経済がソフトランディングできるのかどうかの何らかのヒントを与えてくれると見ている模様。「失業率のさらなる上昇や非農業部門雇用者数(NFP)の伸びの不足が示されれば、市場の期待は正当化されることになる。しかし、それでも市場が描いている利下げ期待はあまりに行き過ぎだ」との警告も出ている。

 なお、日本時間0時のNYカットでのオプションの期日到来は147.20円に観測。

6日(水)
147.20 (6.2億ドル)
148.00 (5.9億ドル)

USD/JPY 147.28

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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