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ユーロ主導で振幅、ECBの早期利下げ観測とインフレ予想に反応 ドル円は147円付近=ロンドン為替概況

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ユーロ主導で振幅、ECBの早期利下げ観測とインフレ予想に反応 ドル円は147円付近=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ユーロ相場主導で振幅している。短期金融市場では来年3月の利下げ観測が次第に高まっている状況。シュナーベルECB理事は、「最新のインフレデータを受けて、追加利上げの公算かなり低い」「インフレ動向は歓迎されるもの、コア物価の下落が顕著」と述べた。ユーロ売りが先行し、対ドルは1.06台半ばから1.06台割れ目前まで下落。対円は159円台半ばから158円台後半へと一時下落した。しかし、一連の欧州非製造業(サービス)PMIが改善を示したことや、ECB消費者インフレ期待が1年先4.0%と引き続き高水準だったことでユーロは序盤の下げを解消する動きとなっている。ポンドドルは1.26台前半で、ポンド円は185円台で下に往って来い。ドル円は147.20付近から146.70割れ水準まで下落したあと、値を戻している。豪ドルは東京市場で売られたあと、引き続き上値を抑えられている。対ドルは0.65台後半、対円は96円台後半で底這い状態。このあとのNY市場で発表される米経済指標待ちとなっている。サービスPMI確報値、JOLTS求人件数、ISM非製造業景気指数などの発表が予定されている。

 ドル円は147円付近での取引。東京午前の147.38近辺を高値に147円台前半で揉み合ったあと、ロンドン序盤は売りが先行。一時146.68近辺に安値を広げた。その後はユーロ円などとともに買い戻され147円台を回復する場面があった。米10年債利回りは4.22%台から4.25%台での推移と、やや低下した。

 ユーロドルは1.08台前半での取引。ロンドン朝方につけた1.0847近辺を高値に、ロンドン勢の本格参加とともに売りが先行。安値を1.0804近辺に更新した。その後は急速に買い戻されて1.0830-40レベルと、ほぼ前日終値付近に落ち着いた。ユーロ円は東京午前の159.72近辺を高値に、ロンドン序盤には158.07近辺まで下落。その後は159.50付近まで買い戻された。対ポンドでは神経質な振幅となり、方向性ははっきりしなかった。

 ポンドドルは1.26台前半での取引。1.2630-40レベルでの揉み合いを下放れて一時1.2606近辺まで下落。その後反発に転じると1.2646近辺に小幅に高値を伸ばした。下に往って来いとなっている。ポンド円も186円付近の揉み合いから一時185.07近辺まで下落。その後は186円手前水準まで反発した。ユーロポンドは0.8560台から0.8580台で神経質に上下動している。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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