ページャー・デューティーが好決算も下落 低調な売上高への指摘=米国株個別
(NY時間14:07)
ページャー・デューティー<PD> 21.21(-0.59 -2.71%)
ソフトウエア開発のページャー・デューティー<PD>が下落。前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、売上高は予想範囲内だったものの、1株利益は予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の見通しを上方修正している。
株価は買い先行で始まったものの直ぐに戻り売りに押されている。アナリストからは売上高への指摘が出ている。「またしても低調な売上高でマクロ環境を考慮すると解約が増加し、更新時のプレッシャーが高まっているようだ」と述べていた。
(8-10月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.20ドル(予想:0.13ル)
・売上高:1.09億ドル(予想:1.08億ドル)
・FCF:1520万ドル
(11-1月・第4四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.14~0.15ドル(予想:0.13ドル)
・売上高:1.09~1.11億ドル(予想:1.10億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):0.72~0.73ドル(従来:0.60~0.65ドル)(予想:0.66ドル)
・売上高:4.29~4.31億ドル(従来:4.26~4.30億ドル)(予想:4.28億ドル)
【企業概要】
米国内外の企業向けに障害をリアルタイムでデジタル管理するプラットフォームを提供する。ソフトウェアやアプリケーションからのアラートやメールを受けて、障害の発生を設定した様々な手段で、適切な担当者に通知するSaaS型エンジニア向けデジタルオペレーションマネジメントサービスである。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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