ノードストロムが下落 改善見られるも回復は掴みどころがないとの指摘=米国株個別
(NY時間11:28)
ノードストロム<JWN> 14.31(-0.60 -3.99%)
百貨店のノードストロム<JWN>が下落。前日引け後に8-10月期決算(第3四半期)を発表し、1株利益は予想を上回ったものの、売上高は予想を下回った。ノードストローム本体が不調だった。通期のガイダンスは1株利益の予想レンジを縮小したほか、売上高の見通しは維持している。
「前四半期からの改善は見られるものの、成長への回復は掴みどころがない。売上高が予想よりも弱く、今回の決算はまちまちだった」との指摘が出ている。ただ、「低価格部門であるラックは幾つかの有望な初期兆候を示している」との声は聞かれた。また、在庫も概してよく管理されているという。
(8-10月・第3四半期)
・1株利益(調整後):0.25ドル(予想:0.12ドル)
・売上高:33.2億ドル(予想:34.2億ドル)
ノードストローム:20.5億ドル(予想:21.5億ドル)
ラック:11.5億ドル(予想:11.5億ドル)
クレジットカード:1.20億ドル(予想:1.12億ドル)
・粗利益率:35.0%(予想:34.2%)
・EBITDA:2.05億ドル(予想:2.07億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):1.90~2.10ドル(従来:1.80~2.20ドル)(予想:2.01ドル)
・売上高:-4~-6%を維持
・EBITマージン:3.8~4.1%(従来:3.7~4.2%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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