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ドル買い先行も次第に一服、NY市場待ちに ドル円149円台乗せも続かず=ロンドン為替概況

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ドル買い先行も次第に一服、NY市場待ちに ドル円149円台乗せも続かず=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル買いが先行したが、次第に一服している。ドル円は米債利回り上昇とともに149.35近辺まで買われたが、その後は米債利回りの低下とともに反落、148円台後半に押し戻されている。ユーロドルは1.0883近辺まで下落したあと、1.09付近での揉み合いに落ち着いた。ポンドドルも1.2507近辺まで下押しされた後は1.2530付近での揉み合いに。豪ドル/ドルも売りが先行し、0.6528近辺まで一時下落した。しかし、ブロック豪中銀総裁が、内需主導のインフレが課題だと指摘、インフレ圧力継続の場合は、より大幅な引き締めが正しい政策対応だと発言。豪ドル買いの反応が広がって0.6560台へと買い戻された。ドル指数は反発の動きをみせたが上値も重い。200日移動平均付近へと押し戻されている。11月に入ってからのドル安の流れには目立った変化はみられていない。NY市場での一連の米経済指標待ちとなっている。

 ドル円は148円台後半での取引。序盤には米債利回りの上昇とともに買われ、149.35近辺まで高値を伸ばした。しかし、米債利回りの上昇は続かず、低下に転じると、148.70台に押し戻されている。米10年債利回りは4.42%付近から4.37%付近へと低下している。NY市場では米耐久財受注や米新規失業保険申請件数などが発表される予定。

 ユーロドルは1.09付近での取引。売りが先行した1.0883近辺の安値をつけたあとは、1.09ちょうど付近に買い戻されている。ユーロ円は161円台後半から162円台に乗せると、高値を162.70台まで伸ばした。円売りの流れが優勢。ただ、足元では162円台前半へと押し戻され、上昇一服。対ポンドではユーロ買いが先行したが、その後はポンド買いに押し戻されており、方向性は希薄。

 ポンドドルは1.25台前半での取引。1.2507近辺まで下押しされたあとは、下げ渋っている。ポンド円は185円台後半から186円台に乗せると、高値を187.03近辺まで伸ばした。その後は買い一服となり186円台半ばに押し戻されている。ユーロポンドは0.87付近から0.8710台に買われたあと、0.8690台へと反落。この日発表された英CBI製造業受注指数はマイナス35と2021年1月以来の低水準だった。英CBIの副チーフ・エコノミストは、15年来の高金利が需要に打撃を与え、経済が急速に減速する懸念を示すものだ、としている。ただ、ポンド売り反応は限定的だった。このあとの英秋季予算で減税などの経済成長促進策が期待されているもよう。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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