利回り上昇とスプレッド拡大により、ECB理事会での主要な決定は見込みにくい=NY為替
きょうのユーロドルはNY時間にかけて戻り売りが優勢となり、1.05ドル台に値を落としている。ショートカバーが加速し、一時1.06ドル台後半に上昇する場面が見られた。この日発表のユーロ圏のPMIが予想を下回ったこともユーロドルの上値を圧迫した。
今週はECB理事会が開催されるが、ユーロ圏の財政改革をめぐる不透明感、利回り上昇、ユーロ圏の各国国債間のスプレッド拡大により、次回のECB理事会で主要な決定が下される可能性は低いとの見方が優勢となっている。
ただ、ECBが保有債券の償還分の再投資に関する現在のガイダンスを変更することはないと見ているが、パンデミック緊急購入プログラム(PEPP)で保有した債券の再投資の早期縮小について議論はするだろうと見ているようだ。金融政策サイクルは、引き締め過ぎと引き締め不足のリスクがより均衡する段階に達しているという。
EUR/USD 1.0600 EUR/JPY 158.85 EUR/GBP 0.8703
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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