ドル円は安値圏もみ合い、午前の急落からの戻りは限定的=東京為替概況
ドル円は安値圏もみ合い、午前の急落からの戻りは限定的=東京為替概況
東京市場終盤のドル円はこの日の安値圏でもみ合い。ドル円は、前日の海外市場で148円台後半から149円台前半で振幅したあと、NY市場終盤にかけては149円ちょうど付近で小動きとなった。東京午前では、米10年債利回りの低下などからドル売りが優勢となり、149円ちょうど付近から148.26付近まで一時急落した。しかし、その後は米10年債利回りの低下が一服したことなどから下げ渋り、この日の安値圏でもみ合いとなった。ただし、政府・日銀による為替介入への警戒感や、明日の米雇用統計の発表を前に様子見ムードが広がっており、戻りは限定的となった。
ユーロドルは午前のドル安の流れを受けて1.0529を付けたあと、午後にかけて1.0520台の高値圏もみ合いとなった。
ユーロ円は午前のドル円の下落を受けて一時156円ちょうど付近まで軟化した。その後は下げ一服となったが、戻りは鈍く、午後は156円台前半での推移が続いた。
豪ドル/ドルは午前のドル売り局面で堅調に推移したあと、午後に入って一段高となり、一時0.6378付近まで上昇した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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