ウルフスピードが上昇 最近の株価低迷で買いの好機との指摘＝米国株個別

（NY時間15:03）
ウルフスピード＜WOLF＞　39.93（+1.81　+4.74%）

　半導体製造装置のウルフスピード＜WOLF＞が上昇。アナリストが投資判断を「買い」を継続した。最近の株価低迷で買いの好機を生んだと指摘。「現在のバリュエーションを考えるとリスク・リワードに、これまで以上に自信を持っている」と述べている。

　期待はありとあらゆる物を材料にし、痛みも安定しており、下振れリスクは限定的だと考えているという。同社の無線周波数事業のマコム・テクノロジー・ソリューションズ社への売却も気晴らしになるとも付け加えた。

　一方、サプライズはあるかもしれないが、短期的には市場予想を超える上昇の可能性は限定的だとも述べている。

【企業概要】
　米国内外の企業・大学など向けに、ワイドバンドギャップ半導体を開発・製造・販売する。電気自動車・モーター駆動向けのパワー半導体・軍事通信・レーダー向けの無線半導体のほか、照明・映像表示スクリーン向けのLEDなどを取り扱う。

MINKABU PRESS編集部　野沢卓美