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ドル買いは一服、ユーロが底堅い、ドル円は147円台前半=ロンドン為替概況

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ドル買いは一服、ユーロが底堅い、ドル円は147円台前半=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル買いが一服している。ドル円は早朝の神田財務官の円安けん制発言に一瞬反応したあと、147.82近辺と年初来高値を更新した。しかし、その後の東京時間は売りに押される展開となり、ロンドン朝方には147.02近辺まで下押しされた。ロンドン時間に入ると再び買われているが、上値は147.60手前で抑えられている。足元では147円台前半に落ち着いている。米10年債利回りが4.24%付近から4.27%付近で方向感なく推移しており、一段のドル高には手掛かり難。また、神田財務官の発言を受けて、上値追いには慎重になっている面も。ユーロが底堅く推移。東京午後の円高局面で158.50付近から157.80付近まで下落したが、ロンドン時間に入ると反発。147.60付近まで買われた。14日のECB理事会発表を控えて、あすからはECB当局者のブラックアウト期間に入る。これを控えて、クノット・オランダ中銀総裁やカジミール・スロバキア中銀総裁から追加利上げの必要性が示されており、ユーロ買い圧力となったもよう。ユーロドルは1.07台前半での揉み合いから半ばを目指す動き、ユーロポンドは0.85台前半から後半へと水準を上げてきている。ポンドドルは1.25台後半から半ばへと押し戻されている。ポンド円は185.50付近が重くなり、一時185円台割れとなった。前日までの原油高が一服したことや、ECB当局者のタカ派発言を受けたユーロ買い・ポンド売りに押された面が強いようだ。

 ドル円は147円台前半での取引。東京午前に147.82近辺まで買われ、年初来高値を更新した。その後は売りに押されて午後には147.02レベルまで反落。東京朝方の神田財務官の久しぶりの円安けん制が調整売りにつながった面が指摘される。しかし、ロンドン時間に入ると再び買われて、147.60手前まで上昇。一段の上値追いの動きには乏しくレンジ内での揉み合いとなっている。

 ユーロドルは1.07台前半での取引。クノット・オランダ中銀総裁やカジミール・スロバキア中銀総裁のタカ派発言を受けて1.07台半ばを目指す動きとなっている。ドイツの製造業受注やユーロ圏の小売売上高など弱い指標結果も、ユーロ売り反応は限定的だった。ユーロ円はドル円の下落とともに157.77近辺まで安値を広げたあと、ロンドン時間には買いが優勢になっている。足元では158.40台に上昇しており、東京午後の下げを戻している。対ポンドではユーロ買いが優勢。

 ポンドドルは1.25台半ばでの取引。ロンドン早朝につけた1.2588近辺を高値に、その後は売りに押されている。足元では1.2544近辺まで下落と、ユーロドルとは対照的な値動き。ポンド円は185.50付近が重くなり一時184.87近辺まで安値を広げた。ユーロポンドは0.8530付近から0.8560付近へと買われている。主に、対ユーロでのポンド売り圧力が、ポンドの上値を抑えているもよう。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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