今週は医薬品株に注目 CMSが価格交渉の対象となる医薬品10品目のリスト発表=米国株個別
今週は医薬品株に注目。今週、米国の公的医療保障制度の運営主体であるメディケア・メディケイド・サービスセンター(CMS)が価格交渉の対象となる医薬品10品目のリストを発表する。インフレ抑制法(IRA)により可能となった価格交渉により、CMSは最終的に選択した医薬品を2026年から薬価の上限を引き下げを義務付けることが可能となった。リストの発表期限は今週末の9月1日までだが、早ければ明日にも発表されるとの情報もある。
ファイザー<PFE>、アッヴィ<ABBV>、イーライリリー<LLY>、メルク<MRK>、ジョンソン&ジョンソン<JNJ>、ブリストル・マイヤーズ<BMY>、アムジェン<AMGN>などの薬品株が注目される。
アナリストは、投資家の予想に反した医薬品が採用されたり、除外されたりした場合、薬品株は通常とは異なる反応を引き起こす可能性が高いと述べている。一方、全体的には、今回の発表が必ずしも医薬品にとって重大な動きを引き起こすとは限らないとも述べた。
(NY時間09:50)
ファイザー<PFE> 36.39(+0.01 +0.03%)
アッヴィ<ABBV> 147.72(+1.03 +0.70%)
イーライリリー<LLY> 552.68(-0.97 -0.18%)
メルク<MRK> 109.98(-0.23 -0.21%)
ジョンソン&ジョンソン<JNJ> 165.93(-0.33 -0.20%)
アムジェン<AMGN> 257.40(+1.02 +0.40%)
ブリストル<BMY> 61.98(-0.10 -0.16%)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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