【これからの見通し】きょうはユーロ圏、英国、米国などの最新PMI指標に注目
【これからの見通し】きょうはユーロ圏、英国、米国などの最新PMI指標に注目
あすからのジャクソンホール会議に市場の視線が注がれるなかで、きょうは様子見ムードが極めて高まりそうだ。ただ、経済統計発表はそれなりにそろっている。
まずは一連の最新PMI指標に注目したい。今回は8月速報値が発表される。ユーロ圏、英国、米国などの製造業及び非製造業PMIが発表される。製造業はいずれも景気判断分岐点の50を下回っている。特に、ドイツでは40割れ水準と低迷。米国の予想が49.0と前回から横ばいとなるほかは、英欧では前回から低下する予想が多くなっている。ドイツが底入れの兆候をみせるのかどうかが注目される。
非製造業はフランスが50割れであるほかは、かろうじて50を上回っている。ただ、予想は前回からわずかながら低下するものが多い。外需のみならず、内需にも陰りがみられる状況となっている。各国ともインフレの鈍化傾向がみられているが、コアインフレの鈍化は滞っている。利上げの長期化への警戒感が消費を抑制する圧力となっている状況。
その他の経済指標はカナダ小売売上高(6月)、米新築住宅販売件数(7月)、ユーロ圏消費者信頼感・速報値(8月)などの発表が予定されている。カナダ小売売上高は前月比横ばい、除く自動車前月比は+0.3%とまちまちの予想。米新築住宅販売件数は前月比+1.0%(70.4万件)と前回の-2.5%(69.7万件)からの持ち直しが予想されている。ユーロ圏消費者信頼感速報値は-14.5と引き続きマイナス圏も、前回の-15.1からはやや改善する見込み。
ただ、全般的にはイベントを控えていることで指標に対する反応は一時的なものにとどまりそうだ。
発言イベント関連では、主要な金融当局者の講演予定はみられず。米週間石油在庫統計が発表される。米2年物変動利付債入札(240億ドル)と米20年債入札(160億ドル)が実施される。また、エヌビディア、スノーフレーク、アナログデバイセズ、ズオラ、オートデスクなどの米企業決算が注目される。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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