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円相場が急落、YCC修正観測が後退 ドル円一気に142円に接近=ロンドン為替概況

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円相場が急落、YCC修正観測が後退 ドル円一気に142円に接近=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、円相場が急落している。関係者発言として「日銀は現時点でYCC修正の必要性乏しいとみている」と報じられたことに反応した。ドル円は140円台前半での揉み合いを上放れると一気に141.96近辺まで買われ、142円に迫った。その後、神田財務官が「為替相場、過度の変動は望ましくない」と定番の円安けん制発言を行ったが、一瞬141.50を割り込んだ後は再び141.80付近に買い戻されている。円が全面安となるなかでユーロ円は156円台前半から158.05近辺まで急伸。ポンド円は180円台後半から一時182.52近辺まで、豪ドル円は95円台前半から95.79近辺まで高値を伸ばした。ドル円の上昇がややドル買いの動きを広げたが、ユーロドルは1.11台前半での取引にとどまっている。ポンドドルは1.29付近で上値を抑えられると一時1.2840近辺まで下落。豪ドル/ドルは0.6780台から0.6744近辺まで下げた。ドル円の急伸を受けてドル指数は10日線を明確に上回っており、7月12日以来のドル高水準に反発している。ドル円1週間ボラティリティーは16%台に上昇している。来週金曜日の日銀金融政策決定会合結果発表に向けて神経質な相場展開が続きそうだ。

 ドル円は141円台後半での取引。東京朝方の139.75近辺を安値に東京市場では140円台乗せへとじり高の値動きを示した。ロンドン朝方に、関係者発言として「日銀は現時点でYCC修正の必要性乏しいとみている」と報じられると一気に上昇。141.96近辺と142円手前水準まで急伸した。神田財務官が円安けん制発言も、141.50を一瞬割り込むにとどまった。141円台後半に高止まりしている。

 ユーロドルは1.11台前半での取引。前日NY市場で1.12台から1.11台前半に下落したあと、東京市場ではじり高の動き。ロンドン朝方には1.1145近辺まで買われた。その後はドル円の急伸の影響もあってややドル高の動きに押されているが、1.1120近辺までの下押しにとどまっている。ユーロ円はドル円とともに急伸。156円台前半から158.05近辺まで買われた。対ポンドではややユーロ買いの動きが入っている。

 ポンドドルは1.28台半ばでの取引。ロンドン早朝に発表された6月英小売売上高が前月比+0.7%と強含んだことで1.2904近辺まで買われた。しかし、買いは続かず反落、1.2840近辺に安値を広げ、その後も1.28台後半から半ばで上値重く推移している。ポンド円はドル円とともに上昇。180円台後半から一時182.52近辺まで買われた。その後も182円台に高止まりしている。ユーロポンドは0.8630台に下げたあと、0.8670近辺まで上昇。ややポンド売りが優勢になっている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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