朝のドル買い後はドル安円高、アジア株安など響く=東京為替概況
朝のドル買い後はドル安円高、アジア株安など響く=東京為替概況
ドル円は朝の138円92銭までのドル高円安の後は、ドル安円高が優勢となった。前日の海外市場で138円00銭から139円40銭まで大きく上昇。138円台後半まで戻して東京朝を迎えると、下値しっかり感もあって、いったん上をトライした。もっとも139円を付けきれずに売りが出る展開。中国売りの動きが目だち、香港ハンセン指数、中国上海総合などがほぼ全面安になる中で、リスク警戒の円買いが強まり、午後に138円32銭を付けている。
リスク警戒の動きから米債利回りの3.80%台から3.78%台への低下などがみられ、ユーロドルはややしっかりの動き。昨日上値を抑えた1.1250手前の売りをこなし、1.1264を付けている。
ユーロ円はリスク警戒の円買いの勢いが勝り、朝の156円10銭台から155円70銭台まで下げている。ポンド円が181円60銭台から181円10銭台を付けるなど、クロス円は全般に軟調地合いとなった。
MINKABUPRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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