アジア株は上昇、米引き締めサイクル終了に近づきつつあるとの見方、香港株は上げ幅拡大
アジア株は上昇、米引き締めサイクル終了に近づきつつあるとの見方、香港株は上げ幅拡大
東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 18787.99(+308.27 +1.67%)
中国上海総合指数 3219.21(+15.51 +0.48%)
台湾加権指数 16868.27(+215.47 +1.29%)
韓国総合株価指数 2554.96(+34.26 +1.36%)
豪ASX200指数 7090.30(+86.27 +1.23%)
インドSENSEX30種 65727.69(+383.52 +0.59%)
アジア株は総じて上昇、米引き締めサイクルが終了に近づきつつあるとの見方が広がっている。NY連銀調査の1年先米インフレ期待が21年4月以来の低水準となったほか、6月の米中古車価格が20年4月以降で最大の下落率を記録した。
香港株は上げ幅を拡大。香港は米ドルとのペッグ制を採用しているため、金融政策を米国に連動させている。FRBが利上げを近く終了させるのであれば、香港当局も基準金利引き上げを同じように終了させる。
7月最初の5日間の中国の航空旅客数が約900万人に達したもよう。夏休みシーズンに旅行する人が増える見通しから、旅行関連が上昇している。
オンラン旅行代理店の携程旅行網は3.7%高。ギャラクシーエンターテイメントやサンズチャイナなどカジノ関連も上昇している。
中国当局が不動産支援策の強化を発表したが株式市場への影響は限定的。中国証券報は当局が不動産支援策を加速させる可能性があると報じているが、政策期待は広がらず。中国デフレ深刻化が引き続き懸念されている。

執筆者 : MINKABU PRESS
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