ドル円は軟化、午後にこの日の安値を小幅に更新=東京為替概況
ドル円は軟化、午後にこの日の安値を小幅に更新=東京為替概況
東京市場午後のドル円は一時138.15付近まで軟化した。前日の海外市場のドル円は、堅調な米経済指標の結果などからドル買いが優勢となり、一時138.75付近まで水準を切り上げた。しかし、東京朝方には上げ一服となり、利益確定とみられる売りで一時138.28付近まで軟化した。4月の日本消費者物価指数(CPI)で生鮮食品とエネルギーを除くコアコアが1981年9月以来およそ42年ぶりに4%台を突破し、日銀の緩和修正観測から円買いが優勢となったことも、ドル円の下押し要因となった。その後はいったん戻したものの、東京終盤には138.15付近まで下落し、この日の安値を小幅に更新した。
前日にドル高が進行したユーロドルは、午前に前日安値を下回る1.0760付近まで弱含んだが、値幅自体は限定的となった。
ユーロ円は、円買いの流れを受けて午後に149円割れに沈み、一時148.91付近まで下落した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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