アジア株 上海株は0.8%高、教育関連が大幅高 習国家主席が人口の質の向上に注力するよう呼び掛け
アジア株 上海株は0.8%高、教育関連が大幅高 習国家主席が人口の質の向上に注力するよう呼び掛け
東京時間11:12現在
香港ハンセン指数 20100.21(+50.90 +0.25%)
中国上海総合指数 3361.37(+27.01 +0.81%)
台湾加権指数 15713.88(+87.81 +0.56%)
韓国総合株価指数 2523.12(+22.18 +0.89%)
豪ASX200指数 7259.10(+39.09 +0.54%)
アジア株は総じて上昇、前週末の米株大幅高を好感して買い優勢で始まった。米雇用統計の内容が好調だったことから米景気減速懸念が和らいだ。
上海株は0.81%高。景気回復期待が高まっている。メーデー連休中の航空旅客輸送量が前年比6倍となったほか、国内旅行者数が前年同期比70%増、観光収入は130%近く増加した。観光地やレジャー施設、遊園地、映画館、ホテル、レストランなど幅広い分野で急回復した。
習近平国家主席が中国の出生率と人口水準を維持しながら、人口の質の向上に注力するよう政府高官に呼びかけたとの報道を受け、ChinaHi-TechGroupやChinaReformCultureHoldingsが10%高になるなど、教育関連株が大幅高となっている。
豪州株は0.54%高。原油価格上昇が材料視されており、エネルギー関連が全面高。リオティントやアルミナなど素材関連も軒並み上昇している。
ウエストパック銀行は2.9%高。第1四半期決算で純利益が市場予想を上回ったことが好感されている。コモンウェルス銀行やクイーンズランド銀行など他の銀行株も売れ高に。

執筆者 : MINKABU PRESS
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