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ダウ平均、ナスダックとも反落 最高値圏からの調整=米国株概況

株式 

NY株式24日(NY時間16:21)(日本時間05:21)
ダウ平均   46121.28(-171.50 -0.37%)
S&P500    6637.97(-18.95 -0.28%)
ナスダック   22497.86(-75.61 -0.33%)
CME日経平均先物 45495(大証終比:+75 +0.17%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均、ナスダックとも反落。序盤は上昇して始まったものの、すぐに下げに転じた。ただ、下押す動きまではなく、最高値圏からの調整といった雰囲気ではあった。

 エヌビディア<NVDA>とオープンAIの提携をきっかけに、市場ではAI業界の循環的な性質への懸念が強まっている。先行きの好材料が株価に織り込み済みとの見方も出ており、前日はオラクル<ORCL>とともに下落。

 AI関連への信認がなお問われ続ける中、本日はマイクロン<MU>は好決算を発表したものの失速。一部の投資家は、パウエル議長が前日の講演で高バリュエーションへの言及があったこともあり、投資家は利益確定を進めている可能性も指摘されている。

 一方、ストラテジストからはAIに強気な声も出ている。「現在はAI主導の強気相場で、今後も続く可能性が高い。まず、バブルではない。ITバブル以降のナスダックのアウトパフォームはS&P500に対するより良好なファンダメンタルズに支えられており、それは今後も続くだろう」と述べた。

 また、「AIへの投資サイクルはまだ初期段階にある。株式市場が企業の設備投資や成長見通しを評価し続ける限り、この流れは続くはずだ」とも指摘した。

 市場は政府閉鎖を巡る動きにも注目。トランプ大統領は9月30日の期限前に、閉鎖回避の可能性があった民主党のシューマー上院院内総務とジェフリーズ下院院内総務との会談を取り止めた。

 アナリストは「この会談の中止により、来週の期限で資金が枯渇し、2018-19年の冬以来となる最初の政府閉鎖が起きるのではないかとの懸念が新たに高まった」と述べている。

 GM<GM>が上昇。アナリストが投資判断を「買い」に引き上げ、目標株価を81ドルに引き上げた。前日終値よりも38%高い水準。北米での事業マージンに対する予想を上回る見通しを背景に挙げている。

 リチウム開発を手掛けるカナダのリチウム・アメリカズ<LAC>が急騰。トランプ政権が株式持ち分取得を目指していると伝わった。

 アドビ<ADBE>が下落。アナリストが投資判断を「中立」に引き下げ、目標株価を従来の520ドルから450ドルに引き下げた。それでも前日終値からは24%高い水準。デジタルメディア部門の年ベース経常収益(ARR)の伸び鈍化を理由に挙げている。

 半導体試験装置のコヒュー<COHU>が大幅安。適格機関投資家と合理的に見なされる投資家を対象とした私募で、2031年満期のシニア転換社債の発行計画を発表した。総額2億ドルを調達したい意向。発行は市場環境その他の条件に左右されるともしている。

 建材のジェームス・ハーディ<JHX>が下落。アナリストが、同社が公表したインセンティブや目標が市場コンセンサスと大きく異なっていたとのネガティブな指摘を嫌気している。

 精神病院の運営を手掛けるアカディア・ヘルスケア<ACHC>が上昇。投資会社のエンジン・キャピタルが同社株の約3%を取得したと伝わった。

 産銅のフリーポート・マクモラン<FCX>が大幅安。9月8日にインドネシアのグラスバーグ鉱山の地下作業現場で事故が発生し、作業員2人が死亡、5人が行方不明となっている。そのような中、同社は契約供給についての不可抗力であるフォース・マジュールを宣言した。

 燃料電池発電機メーカーのブルーム・エナジー<BE>が大幅安。アナリストが投資判断を「売り」に引き下げた。目標株価は従来の24ドルから31ドルに引き上げている。それでも現行の半分以下の水準。

 半導体のマーベル・テクノロジー<MRVL>が上昇。新たに50億ドル規模の自社株買いプログラムを承認した。

 インテル<INTC>が引け間際に買いを強めた。同社は出資の可能性を巡り、アップル<AAPL>に打診したと伝わった。

マイクロン<MU> 161.71(-4.70 -2.82%)
GM<GM> 59.92(+1.34 +2.29%)
リチウム・アメリカズ<LAC> 6.01(+2.94 +95.77%)
アドビ<ADBE> 353.27(-8.51 -2.35%)
コヒュー<COHU> 20.51(-2.27 -9.96%)
ジェームス・ハーディ<JHX> 18.23(-1.09 -5.64%)
アカディア・ヘルスケア<ACHC> 24.59(+2.57 +11.67%)
フリーポート<FCX> 37.67(-7.69 -16.95%)
ブルーム・エナジー<BE> 69.18(-8.20 -10.60%)
マーベル<MRVL> 80.09(+5.47 +7.33%)
インテル<INTC> 31.22(+1.88 +6.41%)

アップル<AAPL> 252.31(-2.12 -0.83%)
マイクロソフト<MSFT> 510.15(+0.92 +0.18%)
アマゾン<AMZN> 220.21(-0.50 -0.23%)
アルファベットC<GOOG> 247.83(-4.51 -1.79%)
アルファベットA<GOOGL> 247.14(-4.52 -1.80%)
テスラ<TSLA> 442.79(+16.94 +3.98%)
エヌビディア<NVDA> 176.97(-1.46 -0.82%)
メタ<META> 760.66(+5.26 +0.70%)
AMD<AMD> 160.88(-0.02 -0.01%)
イーライリリー<LLY> 741.85(-5.13 -0.69%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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