英中銀の利上げは来週が最後になるかもしれないとの見方も=NY為替
きょうの市場はリスク回避の雰囲気が強まる中、ポンドは蚊帳の外といった雰囲気で、ポンドドルは1.24ドル台での推移が続いている。一旦1.2440ドル近辺まで下落したものの、その後は1.24ドル台後半に戻す展開。21日線の上はかろうじて堅持しており、上昇トレンドも維持されている。
今週はFOMCやECB理事会に市場の焦点が集まりそうな中、ポンドに関しては経済指標などの重要イベントもなく、他の通貨の動向に左右されそうだ。しかし、来週には英中銀金融政策委員会(MPC)が予定されており注目が集まりそうだ。
英中銀は5月11日に0.25%ポイントの利上げを実施し、政策金利を4.50%まで引き上げることが有力視されている。市場では、このところの英経済指標の強さから、英中銀の利上げはまだ続くと見ている向きも増えつつある。中には政策金利をFRB並に5.00%まで引き上げるとの見方も出ているようだ。
しかし一部からは、来週の利上げが最後になるとの見方も出ている。前回以降の英経済指標がインフレの持続性に関する懸念を緩和していないことが今回の追加利上げの根拠となっている。ただ、インフレと賃金の見通しが今後の緩やかな緩和を示唆しており、すでに実施された引き締めの影響に対する不確実性も高いことから、5月以降の追加利上げはないことが見込まれるという。
また、今回の委員の投票行動は分かれる可能性があるとも述べている。委員の大半は0.25%ポイントの利上げに賛同するだろうが、テンレイロ委員とディングラ委員は据え置きを支持する可能性があるという。
GBP/USD 1.2468 GBP/JPY 170.21 EUR/GBP 0.8820
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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