【本日の見通し】ドル高円安基調継続か、イベント控え様子見も
【本日の見通し】ドル高円安基調継続か、イベント控え様子見も
先週末の市場で日銀会合後に円安が強まり、ドル円は一時136円台半ば超えまで上昇した。植田総裁の緩和姿勢を改めて確認した形。いったん調整がはいって136円割れを付けた後、すぐに136円台を回復するなど、勢いが見られることもあり、円安の流れはまだ続く可能性があり、もう一段上をトライする期待がある。
ただ、今週は2,3日に米連邦公開市場委員会’(FOMC)、4日にECB理事会、また2日に豪中銀金融政策会合と中銀会合予定が並ぶほか、1日のISM製造業、3日のISM非製造業、5日の米雇用統計と、重要指標予定も並んでおり、週の初めはいったん様子見ムードとなる可能性がある。
メーデーで多くの国が休場となることも様子見ムードにつながりそう。アジア市場は中国、香港市場が休場となり、参加者が少ない。欧州は英国とユーロ圏の多くの国が休場となっている。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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