アジア株は上昇、米株大幅高を好感 米早期利上げ停止観測後退はやや懸念材料
アジア株は上昇、米株大幅高を好感 米早期利上げ停止観測後退はやや懸念材料
東京時間11:02現在
香港ハンセン指数 20033.50(+193.22 +0.97%)
中国上海総合指数 3303.77(+17.88 +0.54%)
台湾加権指数 15557.23(+145.74 +0.95%)
韓国総合株価指数 2512.40(+16.59 +0.66%)
豪ASX200指数 7321.50(+28.75 +0.39%)
アジア株は上昇、前日の米株大幅高を好感して買い優勢で始まった。米メタやアマゾンなどハイテク企業決算の内容が好感され、ナスダックは2%超の大幅上昇となった。アジア株式市場でもハイテクや通信サービス関連が軒並み上昇している。
ただ、FRBがインフレ指標として重視するコアPCEが予想を上回り1年ぶりの高水準となったことを受け、米早期利上げ停止観測が後退していることは株式市場にとってはマイナス。
香港株は0.97%高。ネットイースやアリババ、テンセントホールディングスなどハイテク関連が総じて上昇。碧桂園控股や龍湖集団など不動産株も軒並み上昇している。上海市場でもコミュニケーションサービスやハイテク関連が総じて上昇している。
中国はあすからメーデー連休に入るほか、30日には中国4月の製造業PMIおよび非製造業PMIが発表されるため、後場にかけては上げ幅を縮小する可能性も。

執筆者 : MINKABU PRESS
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