ECB経済報告 インフレ見通しの評価はおおむね変更ない
欧州中央銀行(ECB)経済報告
欧州中央銀行(ECB)理事会は9月11日の会合で、ECBの主要な3つの金利を据え置くことを決定した。インフレ率は現在、中期目標の2%近辺で推移しており、理事会のインフレ見通しの評価はおおむね変更ない。
理事会は、中期的にインフレ率が目標の2%で安定することを確実にするよう決意している。適切な金融政策スタンスを決定するにあたっては、データに基づき、会合ごとに決定するアプローチに従う。特に理事会の金利の決定は、今後発表される経済・金融データ、基調的インフレの動向、金融政策の波及効果の強さを踏まえたインフレ見通しの評価に基づいて行われる。理事会は、特定の金利経路を事前に約束しない。

執筆者 : MINKABU PRESS
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