午後に入って円買いの動き強まる=東京為替概況
午後に入って円買いの動き強まる=東京為替概況
東京外為市場終盤は円買いの動きが強まった。ドル円は、前日にさえない米経済指標の結果を受けて米債利回りが低下したことから、134円台後半から134円ちょうど付近まで下落した。東京序盤では、3月の日本消費者物価指数(CPI)生鮮食品・エネルギーを除くコアコアの結果が+3.8%と強い結果となり、来週開催の日銀金融政策決定会合を前に緩和修正への警戒感から円が買われ、午前に134円割れに沈んだ。アジア株の下落を受けたリスク回避の円買いなども影響して、午後にこの日の安値となる133.70付近まで下落した。
ユーロドルは1.09台後半で小動き。このあとの海外市場で4月のユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)などの発表が予定されており、その結果を見極めたいとの見方から様子見ムードが広がっている。
クロス円は軒並み軟調。ユーロ円は146.56付近まで、豪ドル円は89.65付近まで下落している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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