米FOMC、6月の利上げ観測も高まりつつある=ロンドン為替
米FOMC、6月の利上げ観測も高まりつつある=ロンドン為替
ロンドン午前の取引で、ドル円は再び134.18近辺に上昇。米10年債利回りが3.54%付近に上昇する動きに反応。東京午後につけた高値124.22レベルを試している。
背景には米FOMCでの利上げ観測があるようだ。5月会合については25bp利上げが8割強の織り込み度合いとなっており、ほぼ市場コンセンサスとなっている。さらに、先週末からは6月会合についても利上げ観測がでてきている。足元では25bp追加利上げが25.5%程度織り込まれてきている。
一方、日銀の植田新体制では当面、現行の緩和策を維持する方針が示されており、再び日米金利格差拡大観測が台頭してきているようだ。植田総裁はあす18日の衆院財政金融委員会の出席することで調整と報じられており、発言内容が注目される。
USD/JPY 134.10

執筆者 : MINKABU PRESS
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