一時134円台まで、米消費者物価指数発表を前にややドル高円安=東京為替概況
一時134円台まで、米消費者物価指数発表を前にややドル高円安=東京為替概況
ドル円は一時134円05銭まで上昇。21時半に発表される3月の米消費者物価指数を前にいったんドル高円安が進む場面が見られた。
昨日の海外市場は、ロンドン市場午前に一時133円割れも、すぐにドル買いに転じ、133円台後半まで上昇して東京朝を迎えた。月曜日の高値133円87銭手前の売りが上値を抑えていたが、東京市場でのドル高円安に高値を更新、3月15日以来の高値を付けると、134円05銭まで上値を伸ばした。
日経平均の力強い動きなどが支えとなっていた。
その後は利益確定の売りなどに少し調整が入っている。
ユーロドルは1.09台での推移。月曜日のドル高局面で1.08台前半を付けたユーロドルは、その後じりじりと上昇。昨日の海外市場でも堅調な動きを見せると、東京市場に入っても流れが変わらず。午後に入って海外市場の高値を超えて1.0937を付けている。
ドル円が堅調な動きを見せる中、対ドルでのユーロ買いもあり、ユーロ円は146円30銭台まで上昇。株高の動きなどが円売りを誘った面も見られた。ポンド円が166円50銭超えを付けるなど、円安の動きが目立った。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。