【本日の見通し】不安定な動きをどう見るか
【本日の見通し】不安定な動きをどう見るか
昨日の海外市場では131円台から133円台後半までの大きな上昇が見られた。資源国・新興国通貨の買いなど、リスク警戒後退の動きが一気に強まった。きっかけとなったのが、経営難への警戒が見られたファーストリパブリックバンクへの支援の動き報道。ただ、時間外で同行株の売りが出るなど、不安定な動きが継続している。
当面は神経質な展開が続く。ドル円は下値一服期待があるものの、上値追いまで進めるかは微妙。ただ、昨日のECB理事会が0.5%利上げを継続したことで、来週のFOMCでの据え置き期待が後退しており、ドル買いが入りやすい地合いにはなっている。
134円台回復の場面を期待も、一気に下方向の動きもありうる。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。