東京株式(寄り付き)=反発、米長期金利上昇一服で買い優勢に
28日の東京株式市場は買い優勢、寄り付きの日経平均株価は前営業日比91円高の2万7515円と反発。
前日の欧州株市場が総じて堅調だったほか、米国株市場でも景気敏感株やハイテク株などに押し目買いが入りNYダウ、ナスダック総合株価指数ともに上昇した。米10年債利回りが上昇一服となったことで、足もと金利上昇に対する過度な不安心理が後退した。ただ、上げ幅は限定的で自律反発の域を出ておらず、これを受けて東京市場でも積極的に上値を買い進む動きは期待しにくい面もある。一方、低PBR株などへの根強い物色意欲は全体相場を支える効果があり、日経平均は2万7000円台半ばで強調展開が予想される。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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