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ダウ平均は小反落 エヌビディアの決算に市場は冷静な反応=米国株序盤

株式 

NY株式28日(NY時間11:46)(日本時間00:46)
ダウ平均   45525.26(-39.97 -0.09%)
ナスダック   21627.79(+37.65 +0.17%)
CME日経平均先物 42945(大証終比:+15 +0.03%)

 きょうのNY株式市場でダウ平均は小反落。エヌビディア<NVDA>の決算が注目されたが、市場は冷静な反応を示している。データセンター部門の売上高が予想を下回ったほか、第3四半期の売上高も控えめな見通しを示した。市場ではAI需要の頭打ちの懸念を呼び起こす内容との受け止めから、エヌビディア株は軟調な動きとなっているものの、IT・ハイテク株全体へは波及していない。

 一部からは「賢明な投資家はノイズを見抜く。エヌビディアは決算日に軟調に推移しがちだが、その後に市場が内容を消化してから本格的に上昇することも多い」との声も出ている。

 また「株価がすぐに反転しないようなら、市場は一旦消化局面に入る可能性がある。エヌビディアは依然最高値付近で取引されており、少なくとも今回の決算が次の上昇の引き金になるとは考えにくい。今後はAIよりもむしろFRBの動向に左右されると見ている。」との指摘も出ている。

 そのFRBだが、クックFRB理事が正式にトランプ大統領をワシントンの裁判所に提訴した。FRBの独立性を巡る歴史的な争いの幕開けとなるが、双方とも裁判所の判断に委ねる姿勢を示している。市場も裁判所の判断待ちといったところ。

 金利に関しては前日同様に雰囲気に変化はない。短期金融市場では次回9月FOMCでの利下げの確率は83%程度で織り込んでいる。年内については9月を含めてあと2回か3回を織り込む動き。2回は完全に織り込み、3回は16%程度の確率。9月FOMCに関しては、それまでに発表になる米雇用統計や米消費者物価指数(CPI)待ちといった状況。

 目先は、明日の7月のPCE価格指数が注目される。FRBが重要視しているインフレ指標だが、コア指数で前年比2.9%が見込まれている。先日発表の米生産者物価指数(PPI)のデータから、サービス価格、とりわけポートフォリオ運用手数料など金融サービスが主因となる見通し。

 HP<HPQ>が決算を受け上昇。最新のAIソフトを動かせる新型PCへの需要の高まりが背景。第4四半期のガイダンスも公表し、予想を上回る1株利益の見通しを示した。株価は時間外で軟調に推移していたものの、通常取引に入って上昇している。

 クラウドを活用したビッグデータの保管分析サービスを手掛けるスノーフレーク<SNOW>が決算を受け大幅高。前日引け後に5-7月期決算(第2四半期)を発表し、1株利益、売上高とも予想を上回った。ガイダンスも公表し、通期の製品売上高の見通しを上方修正している。

 ソフトコンタクトレンズのクーパー<COO>が決算を受け大幅安。通期ガイダンスで、売上高および既存事業売上高の見通しを下方修正した。クラリティの販売不振やアジア太平洋地域での販売が弱かった。

 アパレル販売のアーバン・アウトフィッターズ<URBN>が決算を受け下落。予想を上回る好決算ではあったものの、同社株は年初来で42%上昇しており、今回の決算は正当化されないとの評価も出ているようだ。

 バイオ医薬品のトラベール・セラピューティクス<TVTX>が上昇。同社の「フィルスパリ」の投与開始後の肝機能モニタリングの頻度について、FDAが従来の毎月から3カ月ごとに緩和することを承認したと発表した。

スノーフレーク<SNOW> 235.55(+35.16 +17.55%)
HP<HPQ> 27.86(+0.75 +2.75%)
ピュア・ストレージ<PSTG> 78.72(+17.86 +29.35%)
クーパー<COO> 65.37(-8.74 -11.79%)
アーバン<URBN> 70.64(-7.37 -9.45%)
トレビーア<TVTX> 18.66(+1.22 +7.00%)

アップル<AAPL> 231.32(+0.83 +0.36%)
マイクロソフト<MSFT> 507.40(+0.66 +0.13%)
アマゾン<AMZN> 231.83(+2.71 +1.18%)
アルファベットC<GOOG> 211.73(+3.52 +1.69%)
アルファベットA<GOOGL> 210.97(+3.49 +1.68%)
テスラ<TSLA> 341.16(-8.44 -2.41%)
エヌビディア<NVDA> 178.95(-2.66 -1.46%)
メタ<META> 749.49(+2.11 +0.28%)
AMD<AMD> 166.79(-0.34 -0.20%)
イーライリリー<LLY> 730.38(-3.79 -0.52%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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