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FX/為替「ドル/円、134円台中心にもみ合う展開を見込む」 外為どっとコム トゥデイ 2023年2月20日号

マネ育チャンネル 

外為どっとコム トゥデイ

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2023年2月20日9時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼17日(金)の為替相場
(1):RBA総裁、追加利上げに前向きな姿勢示す
(2):英小売、わずかに持ち直し
(3):仏中銀総裁「金利ピークは今年の夏に達する可能性」
(4):FRB高官発言
(5):米3連休控え、持ち高調整らしき米債買い

▼17日(金)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の見通し/ ▼ドル/円の見通し:134円台中心にもみ合う展開を見込む/ ▼注目の経済指標/ ▼注目のイベント

17日(金)の為替相場

期間:17日(金)午前7時10分~18日(土)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):RBA総裁、追加利上げに前向きな姿勢示す

ロウ豪準備銀行(RBA)総裁は「インフレ率の上昇は景気を悪化させるため、必要な措置を取る」として追加利上げに前向きな姿勢を示した。一方で「金利について既定の軌道上にはない。データが異なるストーリーを示せば対応する。金利のスローダウンが必要ならそうする」とも発言。「2月雇用統計の弱い数字は有力な情報になるだろう」と述べ「数週間のうちに経済の全体像の再評価を行う」と表明した。

(2):英小売、わずかに持ち直し

英1月小売売上高は前月比+0.5%と予想(-0.3%)に反して増加。英国立統計局(ONS)は「12月に急減した小売売上高は1月にわずかに持ち直した。だが傾向としては依然として減少している」との見解を示した。

(3):仏中銀総裁「金利ピークは今年の夏に達する可能性」

ビルロワドガロー仏中銀総裁は「欧州中銀(ECB)の政策金利は今年の夏(遅くとも9月)にかけてピークに達する可能性が高い」と発言。一方で「年内の利下げは問題外である」との考えを示した。

(4):FRB高官発言

バーキン米リッチモンド連銀総裁は「需要が正常化し、インフレに一定の進展が見られる」とし「データに柔軟な対応が可能である25bp(0.25%ポイント)ずつの利上げが望ましい」と発言。他方、その後、米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事は「インフレは依然として高すぎる」との認識を示し「インフレを目標に戻すには長い道のりである」「金利はまだ十分に高くない」とし「さらなる進展が見られるまで利上げを続ける必要がある」と述べた。

(5):米3連休控え、持ち高調整らしき米債買い

3連休を翌日からに控えたNY市場では、持ち高調整と見られる米債買い(金利低下)とドル売りが優勢。欧州タイムに約3カ月ぶりに3.92%前後へ上昇していた米10年債利回りは3.8%台に低下。約2カ月ぶりに135.10円前後まで上昇していたドル/円は134円台前半へと上げ幅を縮小した。クロス円はドル/円の下落が重しになったものの、ストレートドルの上昇が支えとなり、やや強含んだ。

17日(金)の株・債券・商品市場

ドル/円 外為注文情報(FX板情報・オーダー状況)

<外為注文情報はこちら>

【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円の見通し:134円台中心にもみ合う展開を見込む

17日のドル/円は年初来高値を更新したものの伸び悩んだ。米利上げ再加速の思惑などから昨年12月20日以来の高値となる135.10円前後まで上伸。しかし、その後は3連休前の持ち高調整と見られる米債買い(金利低)とドル売りが優勢となり、NY市場終盤には134.05円前後まで押し戻された。かろうじて日足陽線引けは確保したものの、長い上ヒゲが出現。節目の135.00円を突破したことでひとまず「達成感」が広がった様子が見て取れる。

本日は米国がプレジデンツデーの祝日でNY株式・債券市場は休場となる。為替市場の動意も鈍る公算が大きい。あらためて高値更新を試す機運は高まりにくいだろう。とはいえ、米連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ再加速(3月会合で利上げ幅を再び50bp=0.50%ポイントに引き上げる)の思惑がくすぶる中では下値も堅そうだ。本日のドル/円は134円台を中心にもみ合う展開が見込まれる。

注目の経済指標:ユーロ圏2月消費者信頼感

注目のイベント:BOE副総裁発言

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 
kanda.jpg株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、WEB・新聞・雑誌・テレビ等にコメントを発信。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。

マネ育チャンネル:外為どっとコム

執筆者 マネ育チャンネル

執筆者 : マネ育チャンネル|外為どっとコム

マネーを育てよう!をテーマに、外為どっとコム総合研究所に所属する研究員が執筆するオリジナルレポートのほか豪華講師陣の貴重なFXレポート、個人投資家や著名投資家のインタビュー記事など、バラエティ豊かな情報を配信しています。為替トレンドに合わせた特集記事やFX初心者でも安心の学習コンテンツを用意しており、個人投資家の取引技能の向上に寄与すべく活動しています。

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