ドル買い優勢、英PMIの悪化を受けてポンド売り強まる=ロンドン為替概況

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ドル買い優勢、英PMIの悪化を受けてポンド売り強まる=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、ドル買いが優勢。英PMIの悪化を受けてポンドドルが急落したことがドル買い圧力につながった。この日は1月の英欧PMI速報値が発表された。総合指数はユーロ圏が50.2と前回の49.3、市場予想49.8を上回る結果だった。景気判断分岐点50を予想外に上回っている。一方で、英国は47.8と前回49.0や市場予想48.8を下回っている。予想以上の景況感の落ち込みとなった。東京市場からのドル売りの動きが一巡したあと、ポンドドルは1.24台乗せから一時1.2302近辺まで急落。ドル円は129.73近辺まで下落したあと130.40近辺まで反発。ユーロドルは1.09手前まで買われたあと、1.0852近辺まで下落した。米10年債利回りは3.52%付近から一時3.48%台まで低下したあとは3.50%付近で推移している。欧州株は寄り付きに買われたあとは上値が重くなり、英独仏の主要3指数がマイナス圏に反落している。ドル指数は東京市場での低下から反発し、前日終値付近まで上昇している。

 ドル円は130円台前半での取引。前日ロンドン市場で買われ、NY序盤には130.90付近まで高値を伸ばした後、次第に上値が重くなった。東京市場では新発債利回りが0.40%付近に上昇するなか、130円台前半へと軟化した。ロンドン序盤には米債利回りの低下も加わり、129.73近辺まで安値を広げた。その後は、ポンドドルの急落をきっかけに買い戻しが入り、130.40付近まで反発した。

 ユーロドルは1.08台半ばでの取引。東京市場からロンドン序盤にかけては買いが優勢。一時1.0898近辺まで高値を伸ばした。しかし、1.09台には届かず反落している。この日発表された1月ユーロ圏PMI速報値は総合が50.2と前回49.3や市場予想49.8を上回っており、景気判断分岐点50を上回った。ただ、独仏PMIでは仏非製造業や独製造業が弱い数字となるなどまだら模様となっていた。ポンドドルの急落につれて1.0852近辺に安値広げている。ユーロ円は東京朝方に142円台をつけたあとはじりじりと値を下げる展開となっている、ロンドン序盤には141.26近辺に安値を広げた。その後は下げ一服も、141円台半ばまでの動きにとどまっている。対ポンドではユーロ買いが優勢。

 ポンドドルは1.23台前半での取引。ロンドン序盤に1.2414近辺に高値を伸ばしたあとは上値を抑えられた。この日発表された英PMI速報値は総合指数が47.8と前回の49.0や市場予想48.8をいずれも下回りポンド売りを誘った。安値を1.2302近辺まで広げている。その後の戻りは鈍く1.2320台乗せにも至っていない。ポンド円は161円台前半から一気に160.17近辺まで下落。その後も160円台前半にとどまっている。ユーロポンドは0.8760台まで下押しされたあとは、一気に上昇に転じると0.8829近辺まで高値を伸ばした。英欧PMIが明暗を分けたことがユーロ買い・ポンド売りにつながった。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

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執筆者 : MINKABU PRESS

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